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印字とマーキングがよくわかる講座

  • 印字マーキング

印字の原理

文字の印字は、印字ヘッドとワークとの距離を一定に置き、相対的に移動させることにより、行います。図1に示す様に、一列に配列した印字ガンを鋼板上に対し、左から右方向へ移動させながら、タイミングを合わせてノズルからペイントを縦一列ずつ噴射し、所定の文字やマークを印字して行きます。また、印字文字のデーターは、上位のコンピューターから印字制御盤へ送信され、受信した印字データーは印字制御盤にて、文字のサイズ、配列などの編集を行い、マーキング指令により、印字ヘッドへ出力されます。

図1 印字例1

印字ヘッドは、大文字や小文字を複数同時に印字可能であり、下の動画の印字ヘッドの場合、7個の印字ガンが動作して印字されます。

印字装置製品

ペイントジェットプリンター

・PJ-1B
・PJ-2
・TP-2000S/TP-3000S
・特注印字装置

印字装置について詳しく知る

刻印

・刻印装置

刻印について詳しく知る

マーキングの原理

マーキング装置は指令信号を受けてペイントにより、所定の位置にスポットまたは所定の長さの線をマークする装置です。マーキング方法はペイントの吐出方式として、スプレー方式と水鉄砲方式の2方式に分けられます。(下図参照)

スプレー方式

スプレー方式のマーキングは、ノズル先端の周囲からアトマイズエアーを噴出させ、それによる負圧でノズル先端よりペイントを吸い出し、霧状に吐出します。

水鉄砲方式

水鉄砲方式のマーキングは、ピストンをソレノイドで直接駆動し、ペイントに圧力をかけ吐出します。

a)スプレー方式

b)水鉄砲方式

マーキング装置製品

ショットマーカー

・M30S
・M20S
・S10S

ショットマーカーの製品ラインナップ

刻印の原理

マイクロインパクト(エアーペン)式刻印の原理

超硬ピンを高速振動させながら、ワーク表面に押し付けてワーク表面に窪みを作り、任意の文字・ロゴ等をダイレクトにマーキングをします。また、点打刻によるマーキングなので、ワークに与える衝撃は非常に僅かです。

基本原理

リボルビング刻印の原理

マーキングをする回転式ヘッドは、スプリングで固定された刻印(棒)で構成されています。回転式ヘッドを駆動し、所定の位置にインパクトシリンダーの正面が来るように制御します。次に、シリンダーにより、刻印機を瞬間的に作動させ、文字を刻印します。

IJPの原理

印字ヘッドのノズルから噴出するインクは振動を受けながら粒子化と同時に帯電されます。それらが偏向電極板を通過する際、インク粒子ごとに飛ぶ方向を変化させ、印字します。

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