製品説明
量産品などの大量に検査する場合は、蛍光浸透探傷装置を導入することが一般的です。当社でのご提案例をご紹介いたします。
製品詳細
水洗性蛍光浸透探傷装置 MA型
特徴
- 航空機関連で求められる方法A、B、D型に対応した装置。
- 現像処理をしない無現像法も対応可能。
- 検査対象のサイズに合わせて、3種類の標準装置から選択可能。
- お客様の用途等に合わせ、特別仕様の装置を設計製作可能。
- ASTM E1417に準拠した設計が可能。
導入例
- 水洗性蛍光浸透探傷装置 MA-1
- ブース型蛍光浸透探傷装置
構成
浸透液槽・排液台
試験体を槽内に浸漬させ、浸透処理を行います。浸透処理後、試験体を排液台に移動させ、排液を行いながら浸透時間をとります。排液した浸透液は浸透槽へ回収されます。
予備洗浄/本洗浄槽
浸透処理を行った試験体を水スプレーにより、余剰浸透液の洗浄処理を行います。加温加圧装置を搭載しており、温度圧力の設定が出来ます。
乳化槽
試験体を槽内に浸漬させ、乳化処理を行います。乳化処理後、試験体を排液台に移動させ、排液を行いながら乳化時間をとります。
乾燥装置
洗浄処理後、試験体表面に残留している水分を乾燥します。ヒーター方式で温度を管理を行います。
乾式現像装置
エアーフライング方式にて現像粉を現像室内に噴出し、現像処理を行います。
検査室
検査室内でブラックライトを使用し、きずの観察を行います。
無排水蛍光浸透探傷装置 MH-1
特徴
- 洗浄に水を使用しないので、排水処理設備が不要。
- 洗浄には本装置専用溶剤を冷却回収し、再使用します。
- 速乾性の専用溶剤の使用により、乾燥装置が不要。
- 従来工程ネックとなっていた乾燥時間が短縮されるため、処理時間が大幅に向上します。
- 無現像方式のため、探傷後の後処理が不要です。
構成

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