渦電流探傷試験

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渦電流探傷試験の試験方法

渦電流探傷試験とは、コイルを用いた電磁誘導現象を利用して試験体の表面に開口したきずの有無を確認する手法です。渦流探傷装置を導入して、自動検査・大量検査することが可能です。

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試験対象

  • 導電性材料

使用する製品

  • 渦電流探傷装置

渦電流探傷試験の特徴

feature

導電性材料に適用できる試験方法

feature

単純な形状の検査に最適

feature

検査対象に非接触かつ高速探傷が可能

feature

探傷結果は電気信号で得られるため、記録/保存が容易

探傷フロー

渦電流探傷試験は、一般的に以下の手順で試験を実施します。

きずがない場合

きずがある場合

渦電探傷の種類

  • 貫通ET

プローブの中を試験体が通過する

  • 内挿ET

試験体の中をプローブが通過する

  • 上置ET

試験体の上にプローブを置く

製品ラインナップ

  • 貫通ECTシステム

貫通渦流探傷システム

線材やパイプなどの単純形状に対して適用される渦電流探傷装置になります。周方向(T方向)の欠陥を検出することが可能です。

特徴

  • 渦電流を用いた自動探傷装置であるため、表面欠陥を高速で探傷できます。
  • 対象材に管理ナンバーまたはNGのマーキングを行います。(オプション)
  • お客様の生産ラインに合わせた自動探傷システムの設計製作が可能です。

用途

  • 鋼管外表面のきず検査

  • パイプECTシステム(L)

パイプ端部渦流探傷システム(L)

当社独自のプローブを用いて、パイプ端部の軸方向(L方向)の欠陥を検出する際にご提案する渦電流探傷装置になります。

特徴

  • 当社独自のシータプローブを採用し、高いリフトオフによる高性能な検査を実現。
  • 鋼管(回転周速度:60m/min)の高速探傷を実現。
  • 不合格材にはペイントによるNGマーキングを行います。(オプション)
  • お客様の生産ラインに合わせた自動探傷システムの設計製作が可能です。

用途

  • 鋼管端部のきず検査(L方向)

  • エアーフロートプローブ式ECTシステム

エアーフロートプローブ式渦流探傷システム

本エアーフロートプローブ®式渦流探傷システムは、特殊アタッチメントを採用することにより検出プローブをエアの圧力によって浮上させ、非接触・高精度追従を実現。

特徴

  • 非接触なため、プローブは消耗しません。
  • 全方向のきずを1つのプローブで検査する事が可能です。
  • 不良製品にペイントによる識別マーキングを行います。(オプション)
  • お客様の生産ラインに合わせた自動探傷システムの設計製作が可能。

製品コラム

渦流探傷試験がよくわかる講座

よくわかる講座

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渦流探傷試験は、コイルのインピーダンスを測定することによって、渦電流の状況を知り、きずの有無や材質などを判定しようとする方法です。

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